退行催眠体験
先日、ヒプノセラピストの方に
退行催眠をやっていただく機会がありました。
退行催眠とは誘導催眠の一種で、
前世療法の手法としても用いられます。
退行催眠は、子供、幼児のときまで遡り
小さい頃の心地よい体験を見つめていきます。
前世療法では、さらに前世まで戻って過去にまでさかのぼることになります。
小さい頃の、心地よい体験をした時に戻って感じてみよう。
という軽いお試しで退行催眠を受けることにしました。
でも、何だか気持ち悪い結果になってしまったんですよね…f^_^;
退行催眠の流れ
流れとしては、気持ちよかった体験を思いだし、
セラピストさんの誘導でリラクゼーション状態へ。
生まれて最初に、気持ち良さを感じた時の自分の意識に戻っていきます。
「今、あなたは生まれたばかり。
握りしめたちっちゃな手が見えます。
生まれて数カ月たつかたたない赤ん坊です。」
セラピストの方がいろいろ質問をしてきます。
くるので考えるのに必死・・。
「うるさいな・・」と感じながらも答えていきます。(笑)
「何だか面白いところに生まれてきたなー。」
「まだ自分で動くことが出来ないので
早く動けるようになりたいなぁ
ちゃんと人生送れるかなぁ 」
とか色々なことを考えています。
一応聞かれたことには答えようとします。
でも心の中では
(赤ん坊なのにこんなこと考えられるかよ・・・)
と雑念がw
どうも私の答えることが、
セラピストさんの期待する応えと違うようで、
しきりに期待通りの応えがでるように誘導しようとしている気配を感じました。
「今の状態に満足してますか?不安はありませんか?」
「大人の私から見て、赤ちゃんの自分はどう思うか
何かしてあげたり言ってあげなくていいのか?」
と質問してきます。
でも赤ちゃんは、
特に不満や不安があるわけではありません。
「特に不安はありません」
と答えると。
「もっと赤ちゃんらしくしたらどうですか?多分、不安で怖いと感じているはずです」
というので、
「不安で、とても寒い感じがします・・」
と、そんな感じ。
なんだか、リラックスもできず、催眠状態に入るどころではなかったです。^^;
終わった後の感想
催眠療法というと、潜在意識を誇大に扱われがちで
「悩みがなくなる!」
「性格を変えられる!」
といった期待は持たないほうがいいかと思います。
セラピストの技量にもよるのでしょうが、
もしヒプノセラピーを受けたとしても
なかなか一度ですっきり解決とはいきません。
私はヒプノの勉強をしたことはありませんが、
ワークショップや講座の中で、
誘導催眠、退行催眠、前世療法などを
何度か受けた経験があります。
誘導自体は、誰でも、決まった文章を読むだけでも出来るし、
CDなどを使ってセルフで行うこともできます。
でもヒプノセラピーとなると、深層心理に踏み込む領域ですから
しっかり学んで、自覚と責任を持ったセラピストさんでないと
もちろん行うことはできないし
興味本位で行ったり、受けるものでもありません。
今回はセラピーはやらないはずだったのに
誘導者が中途半端に手を出してしまった。
それも、私に対する興味本位的に(笑)
そこが間違いの元だったと思います。
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